2012年3月29日木曜日

よい子1


4mmグラスアイのペアを作るために作った、小さな顔のようなもの。
出来上がったのが嬉しくて、人に見せているうちにボディも作ってみようかな、なんて思って作りはじめました。

スカルピーでおおまかに盛って、削ってを繰り返し、芯を入れていないので何度もへし折ったり、そのたびに凹んだり、友人の励ましに膨らんだりしながら作っています。

最終的に球状関節で可動するゴムテンションのキャストドールにしたいです。

あからさまに難しい問題として、
1 腕や足の各部が数ミリずつしかないので(手首は2mm×4mm)テンションゴムを通す穴を作るのも難しい大きさです。
2 関節部分を真球で作るなら「玉」の選択肢はありそうですけど二重関節のような玉が合体したような関節パーツは作るしかありません。

1については彫金技法のロストワックス的に、インサート成形で中空構造を作れたら、と考えてます。(今の所は比重と膨張係数が心配。ワックスはウレタンより軽いですし、冷えたらけっこうヒケるので、テストして可使用範囲であることを祈ります)
2についてはガラスで作る。イエス!







タイトルに「よい子」とあるのは、このボディの呼び名です。今日決めました。
写真は仮の頭がついていますけれど、身長が10.2cm程度=4.1インチなので「よい」にしました。ずっと名無しでかわいそーだったので。
一緒に並んでいるのはオビツ11ボディです。
オビツ11ボディは頭をつけた状態で約11センチになるお人形素体。


こちらは2012年初夏に発売予定のアゾン「ピコニーモ」のドレスを着せました。
ピコニーモは1/12スケールのPVC素体・・・という話です。(まだ発売してないので詳細はわかりません。)
よい子には肋骨あたりがきつく、ウェストがちょっとゆるくて、尻もちょっときつい感じ。
問題ない程度です。
ピコニーモより頭が小さいので、ドレスハットが普通の帽子になってますね。




ウィッグ、椅子はスイスのドールハウスメーカーHeidiOtt(ハジオット)社のものです。
ドールハウスは1/12スケールなのでバッチリっす!
ハジオットからは靴やこのほかのウィッグ、お洋服も取り寄せているので、製作が進んだら試してみようと思っています。