2017年7月12日水曜日

週末記 ~コルク焼き

暫定の販売予定をひとまずお知らせ


うさぎ人形トレーフル ワンオフ スーツアップ
 2017年9月 名品市 /大阪

1:12 ドールハウスドール よい子
 2017年12月 ドールワールドリミテッド /浅草(仮)


なんとか世に出してあげたい。

レーザー加工機といえば定番の「エングレーブ」とか「彫刻」とか「彫り」とか、さまざまに呼称される加工方法。難しいこたぁない、「切る」より弱くレーザーを当てると削ることができます。便宜上、焼くと表記します。焼くってより蒸発させてるんだけどまあいいんだ。

よくあるのがノベリティのペンの名入れ、皮革・木への焼入れ、屋外用途の看板にも用いられたり、本当に色んなトコで見ます。

誰でもわかるように写真撮ったつもりですがダイソー様で買ってきた6枚100円、90mm円/4mm のコースターです。

↓初めてコルクを焼いてみた体験談です。

詳しい専門的な話は省きますが、写真はベクターデータ引いてJPG出力、二値化JPGで加工機へ送りました。
前にも触れている通り、ご家庭用レーザー加工機なので解像度があまり高くないです。
約90dpi。加工品を良く見ると点々が見える程度の精度でございまして、写真も走査(?)線が見て取れますね。

コルクは良くこげて真っ黒になってしまいました。出力を下げても茶色のコゲ色にはならない・・・ぽい。
(天然素材はレーザー相性がいいらしく、炭化しやすいです。今まで木綿布と和紙で感じたような加工味ですね。)

走査線が気になるので、ラスターデータ加工でなくベクターデータでラスター加工のピッチのデータを作り、出力低めの直交(垂直走査と水平走査の二回加工)で焼いたら、なんか木綿豆腐のような焼き味になりました。
でね、こういう加工が苦手な機械なので、これの加工に30分以上かかりました。


まとめ ■ 焼くならガルバノ方式レーザーのが早い プロッタ方式でやってたら寿命が尽きる

考察 ■ 効率を良くするならピッチの荒いベクターデータを作ってみる=解像度下がる。時間問題は軽減してもキレイじゃない問題がランクアップする。


てことで、やってみたけどなんかあんまり期待通りになんねーな って手ごたえでした。


次回予告 ■ 超ブームのネイルスタンプでタンポ印刷しちゃおう!レーザー加工機でオリジナルテンプレート製作★(ただしご家庭用レーザー加工機で金属加工はできませんのでアクリル二層板を使用します=アクリルで溶けない液性のインクを使用します。・・・墨とか?)

次々回予告 ■ シルクスクリーン印刷の可能性を探る回、プリントゴッコの製版をレーザー加工機でやっちまおう計画