2021年3月17日水曜日

野望が明日来る

 

画像はある日のメモです。三白眼のお人形の視線調整が難しいと感じるワケと陥りがちな盲点みたいな所をメモしてみました。

そもそもがデフォルメあまりない造形なら三白眼でも視線調整は難儀しないと思うんですが、そこは造形する側も楽しむ側も、好みの問題。 無粋なことは申しません、いろいろあっていいじゃない。

三白眼の話はおいといて、

このブログで触れていた新しいオモチャ、光造形機を買いました。今週のうちに来るようです。それに合わせて作業用のメインPCも新しいのを買いました。

スペックに余裕があるので撮影した写真を補正編集する様子をライブ配信流すのもできそうです。興味ある人すくないでしょうけどねー…通販用の写真編集する時間ってホント退屈なのですぐ飽きるんです。


3D プリンターで作りたいのは原型(など)です。

ヒートプレス用の原型とバーナーブロウの原型、原型でなくフィギュア?として目玉用の什器の出力、紙のエンボス加工シート が大まかな急務?です。

ヒートプレスで作りたいってのは発送する時のグラスアイ用のゲタと、グラスアイの形状ゲージです。

グラスアイの形状ゲージは前の記事でも触れてますが、凹と凸のセットの予定。

凹:半球状のものに同心円状に刻みを入れて、既存のお人形アイホールへあてがい、そのアイホール形状を知ることができる物を目指しています。 アイホールの計測と同時にお人形作家さんには仮目や好みの虹彩範囲を予測できるような感じにします。

凸:いうなればこちらがグラスアイゲージ。半球のくぼみがある円筒型の予定です。こっちはまあ結構難しいことになりそうなので、まだ具体的に固まってません。

凹凸いずれも10ミリ以上2ミリ刻みで展開かなと予定してます。10ミリを下回るとガラスの表面張力限界が近いので形状差が小さくなってゆくはずなので、需要は少ないかなかと思います。

話が野望から外れるんですが、こういった「標準化」の仕事は絶対に嫌われます。いわば既得権益なり地位を”現在”得ている人の利益なり地位を引きずりおとりかねない道具です。でも標準化は”未来”のためのモノサシです。標準化されている状態でグラスアイ、ドールアイ制作をはじめる人はモノサシに合わせて作ってくれることでしょう。

じゃあなんでお前が標準化なんてやるんだよ?と言われたらグラスアイ作りキットを作った理由と同じです。新しい作家さんが入ってこなければ業界が死ぬからです。あと作れるから。作れる人が他にいたらわざわざ作らない。私はいろんな方の美しい作品をこれからも沢山見たいので種を撒きます。


さてPC早く来ないかな。