2012年12月24日月曜日

えがく

ごめん!!
今までコメントを限定メンバーにしてました! ごめんなさい!!
自分のバカー。

もうしわけなかったです。
ガラス屋のほうより奔放につけてるので、フリーダムすぎて分かりにくい部分もありますよね、もうしわけねえ・・・。  というわけで、匿名でもなんでもコメントできますので気になった所は御自由にどうぞです。

もしロボットによる不要なコメントがついたら(かつて付いた事があります)、その記事ごと非表示にするかもしれません。写真や内容やいただいたコメントは何らかで保持するように致します。

そいで、
目下 戦いを挑んで連戦連敗のお洋服。これは何日か前の試作でした。
この写真の時の右端のを作りました。襟付きのアンダーウエアというかノースリワンピ。
いやぁ! いいですね! 見事に! スッケスケ!!
とか 何かが芽生えましたが、生地の端処理が極端に難しいのでこのデザインはボツ。
そんでメゲずに新しいデザインを考えて、今日も新しく原型とって型紙引いて試作してました。
写真撮れるほど作らないうちに今日のもボツ。
でもメゲないもん。
私が作らなかったら誰がこのお人形の服を作ってあげるのさ!(実は市販のお洋服が着られるので頑張る必要ないんだけど。)

ところで、植物が好きだと前の記事でつけたので、随分前に描いた絵を持ってきました。
アナログです。たしか高校3年の文化祭に出品した絵です。絵は習った事もなく、純粋に趣味で描いてるだけ で、今は一年に一枚描けるかどうか程度。
こっちは最近描いた絵(の一部)。
ミュージシャンのファンアートです。絵に起こしやすいビジュアル(赤黒モヒカン・ガチムチマッチョ)なので、いつか描きたいと思っていた「Celldweller」です。
ペインター+フォトショップ。(解像度低めなのと、描いた絵を合成したデザインが最終完成形だったので塗りや仕上げは甘いです。)
ここで懺悔を一つさせてください。
理由があって、基本的に「絵は描けない・描かない人」と言うことにしています。ゴメンネ。
理由はトラウマがあることです。このブログで言っちゃったらナイショもなんもないですね ははは。仕事の付き合いで描いた事があったのですがトラウマ効果でどれも苦い思い出だったり。

ああ、いや トラウマも自分の中で目を背けたいとこですが、それよりも面白い事に気がつきました。絵にしてもフィギュア作っても、写真撮っても、服作っても、ガラス作っても、その作品は自分の味が出るもんだなーって。惚れるようなアーチストに触れた時に、多角的に才能を味わいたいってこういう事だろうと得心しました。

だからみんな、どんどん新しい事をやってフィールドを拡げるといいよ。
手を伸ばした先で掴んだものを自分の中心へ持ってきて加えれば、きっとまた楽しい事になるに違いない。

2012年12月18日火曜日

自立したい自立させたい

タイトルの自立というのはお人形のことで・・・下のほうに記事があります。

どちらで扱うかまよったのですが、1/12はコッチのが色々あるのでこちらで御紹介。
グラスアイブログの方のリンクリストにも入れておきましたので、気になる方はソッチからもぜひどうぞ。

ジャパンギルド・ミニチュアショーで素晴らしい作品を分けていただいたミニチュアフローリストさんのサイトが開通・通販を開始されるようです。
http://miniature-florist.com/
ミニチュアフローリスト・大平さんの作品はこちら。



私は植物が好きなほうですが、彼女の作品は愛が感じられてどれも素晴らしいです。と思っています。(惚れちゃった。)


さてオマケのように写真一枚だけ。
足首球を作って、現在取り付け+パーツすり合わせ中です。
膝分割する前は自立したのに、分割してテンション通したら自立しなかったというのはテンションの通り道がおかしいせいっぽい。足首球が小さく踵についてるのでテンション引くと後傾になってしまうのね。
テンションを引けば引くほどピンと立つ構造にしたい。
(現実的にはゴムすぐ伸びちゃうからそんなことしないけど。)

心配していた足首や膝が砕けるような弱さは無いので、ココさえ治せば最低限クリア。
もう一つ、胴体の分割を胸下へ増やすと組み立ての作業性が上がるのでやりたい・・・な・・・。
あとはテンションの通り道が狭すぎるとこを広げたり。


お洋服はデザインが決まらずまだウネウネ。
明日、新兵器が来るので、新兵器への期待でウネウネの壁を突き破ってそのまま完成形へなだれ込みたい・・・。
これはヤケドしながら作った黒星。いびつなのです。いびつでいいんです。

2012年12月7日金曜日

服のデザインを考えすぎてウネウネ

どうも。
切羽つまっててブログを更新したわりに告知がいい加減でした。すみません。
東京でアイドールへ参加してきました。

4mmグラスアイはもとから2組しかなかったのですが、ありがたいことに完売しました。
お困りの方へ届かなかったら申し訳ない。
幸い、関東では2013年1月20日にドールショウへ参加できる予定です。
 (ドールショウはSD系のお洋服のディーラーさんとお隣していただくので参加名義は「RR+LAPIN」です。7枠取って半分ずつしてます。)

時間により人壁ができてたりして申し訳ないのですが・・・ご質問・ご相談ありましたら順にお伺いしますのでどうぞいらしてくださいませ。



こちら、薄い生地を縫うために自作した待ち針。ベッコウのようなトップがついた6本が自作(0.25mmφ)。
アイドールへ間に合わなかったボタンをお洋服につけたよい子さん。
アイドールでは何人かのお客様が手にとって熱心に見てくださいました。ありがたや。


袖にもボタンつけたぜー。




そんで
その1月のドールショウでよい子をマシな状態で展示(あわよくば販売)するために、構造を見直したりお洋服のデザインを練り直ししています。

なんせ人形の洋服を作るのもこの機会がはじめてで、考え始めたらキリがない。
着せ替えが容易なのがいいのか、(容易な構造にするとシルエット崩れる)
スケモとしてボタンダウンは残すべきか、
着まわしできるドレスと小物と分けておくとか。

「こういう物を見せたい・作りたい・伝えたい・届けたい」 ってコンセプト部分は貫いてるんだけど、、、いやまあ考えるとキリが見えない。
2.5mmの金属ボタンは(樹脂ボタンより硬いので)布にボタンホールを空けてボタン止めが可能です。 ただしピンセット使って、な。
 お人形のセットのなかにピンセットを一本買って入れておくのは簡単だけど、ピンセットが醸す”これを使わなきゃ着せ替えできねぇぜフフン”という雰囲気が、呑みこめない。


新しいプロダクツに自分の中で新しい常識を築いている最中です。



うー 面倒になってきたので今日は終了。

2012年12月3日月曜日

道具メモ(自分用)


どうも こんにちは。
昨日は(略)
一昨日は(略)蒲田のユザワヤへ行ってマークカッター(商品名)というものを購入しました。


マークカッターは主に手芸のステンシルのテンプレート曲切りに使われているのが多そうです。
形状は半田ゴテの先に曲がった針状の先端ビットが付いてます。
 商品の用途は化繊の溶断。 よい子用の服にシフォンを使いたかったのでほつれ止めになりそうだと購入しました。

これがまぁ ガレキ造形的にかなり使えそうな予感です。
自分の中で整理するために類似するものを調べて書きとめておきます。


マークカッター(商品名)
用途 化繊の溶断、切り抜き
形状 ストレート
温度 240~360C
調節 オプションパーツ(電圧で調節)
価格 3000円前後


ヒートペン(十和田技研HP1000)
用途 プラモデルの改修
形状 ハンドピースと温度調整(電圧調整)器
温度 160~270C
価格 6000円?


ワックスペン
用途 ロストワックスの原型用
形状 ハンドピースと温度調節器
温度 35~255C
価格 15000~


ワックスペンは歯科用のワックス整形器とジュエリー用のワックス整形器が結構ヒットしました。
(歯医者さんじゃなくて歯科技工士さんが使う道具かな)
 用途の質によってどれも長所が違うみたい。


よい子を抜いた失敗パーツが山のようにあるので、型ズレや微気泡でハネたのを埋めて使い物になればいいな。と。
それから原型修正するまえにキャストで分割線の予行->内部構造の演習もできると期待。



熱関係のメモ追加↓

レーザープリンタのローラ温度 180~230C

アクリル軟化温度 60~80C  (溶解~250)
PE軟化温度 100~120C (溶解135~)
PP軟化温度 145C~ (溶解 160)
ナイロン軟化温度 180C~ (溶解215~220)
ポリエステル軟化温度 240C~ (溶解255~260)

つまりレーザープリンタに180C以下の軟化温度の布またはフィルムを通すとドラムに焼きつくから注意ってことだね。 うんいつもPP通してます。わりと大丈夫らしい。さすが実戦器キャノン。

毛皮の表現にはアクリル繊維が多いのだけど地がアクリルのボアだとマークカッターでは軽やかにコゲるような気がする。

(※樹脂にはそれぞれ混ぜ物や製法によって可使用温度に幅があるので試用してから実戦配備してください。
※樹脂の中には溶かすと有害な香りが立ち上る物がけっこうあります。しらべたところポリエステルには塩素基入ってないから人体にマイルドとかありましたが、ご使用の際は、充分野生の勘を研ぎ澄ませて危険だと思ったら換気しながら作業してください。)


ついでに。 誰得自分用メモ

ポリウレタン (成形温度 84C~) 軟化温度 90C~
エポキシ 65C~140C
PVC軟化温度 80C~
PS軟化温度 90C~
ABS軟化温度  100C~ ?


PVC=ポリ塩化ビニル=軟質のものがソフビ

(※ポリウレタンとエポキシについては接着剤や充填剤やいろいろいろいろ身近ではありますが、用途に応じて性状から性格までさまざまです。私はあまり無茶する気になりません。)


そうそう、樹脂(レジン)の話まできたついでに、
グラスアイの透明ケースは、大きいのも小さいのもPS(ポリスチレン)です。
大きいケースに詰めてるスポンジはEVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)といいます。
EVAはエチレンと酢酸ビニルの共重合体だそうで、酢酸ビニルっつったらよくある木工用ボンドの主剤ですね。あとEVAといったら水泳に使うビート板が一番メジャーで身近です。(水泳教室の幼児が)ビート板は噛んでも大丈夫な素材です。耐候性も高いのでグラスアイを長期にわたって保持してくれます。

あ ガラスですか? ガラスは460C~(屈服点)です。国産のソフトガラスなのでわりと低いです。
モレッティやボロとかパイレックスになるともっと高温です。

2012年12月1日土曜日

今日の収穫

ちと無理をおして、ジャパンギルド、ミニチュアショーへ行ってきました。
初めて作品を見たときから惚れてしまっていた、ミニチュアフローリストさんの作品をゲト!
白くて花弁たっぷりのバラは本当に素晴しいできばえです。宝。家宝ですよ。
レーザーカットされたランタンカバーと赤い古本もれぞれ別の出展者さんからゲト!


会場ではハウスの建材から高級家具、照明、わんこ、にゃんこ、レース編みのドイリー、もちろん美味しそうなスイーツとスイーツのお供の食器ティーセットなどなどなど。。。
ビスクドールもいましたし、お洋服もありました。
アイドールへお出かけの方は、ぜひぜひ足を伸ばしてみてください。
ドールズハウスの世界も素晴しいです。



イベントへ参加してきます

よいこさん、ペイントも多少施して自立調整も多少しました。
東京で行われるイベントへ参加します。
都立産業貿易会館 5階 P4-6「coeurLAPIN」です。
(ミニチュアのほうではないです)
 





2012年11月27日火曜日

1/12ドール 組んでみました

どうも。
表面処理をなんとか終わらせ、この寒いのにシリコンの硬化促進しまくり、樹脂も硬化おそいのでヒーターの前に置いてヤキモキ作りました。
 ・・・色んなものを犠牲にしながら、甲斐なく自立しなかったけどね!
 
唯一の救いは椅子に座るのはGOODというとこでしょうか。 
椅子はハジオット社製。よい子は子ども(120~130cm)なので大人用の椅子だと足ブラブラなのです。

こちらはBROWNIE!さんと。ブラウニーが幼SDに見えてきました・・・。


まだ表面整えてないです。カッターで落としただけです。
頭パーツだけ表面処理が違うので、質感が違って見えちゃいますね。
座らせた画像がどちらも曲座っぽいですが、左右差や歪みはなく、 どちらもこのポーズで撮ってしまったようです。
テンションの具合で立つかもしれませんが、明らかに設計ミスで自立しません。
うう、次こそ自立するよう頑張る・・・。

2012年11月24日土曜日

よい子10 手と足

いっぱい写真あるよ。
見ごたえがあるリッチな写真じゃなくて記録写真ばっかりでございます。
(いっぱいあるので殆ど自動補正程度です。すんません。)

仕事の合間にコツコツと作ってました。
先週は抜歯後の断食週間で、仕事も結構進むし時間が取れました。
もとから食事の準備や片付けに掛かる時間が勿体無くて一日2食なんですが抜歯のおかげで一食以下になるわ、おかげで冷蔵庫の中身へらないわ=買い物へ出掛ける時間も要らないわで、空腹感以外は製作に没頭できる充実した日々でした。



こちら、腰部切断しました。
稼動はあまり無いのですが、複製の都合で切らないとかなり難しいために。
前後に3ミリ程度動きますが、ヒネリや動きよりも安定して座らせることができるように重心移動が主眼です。

積んでみた。両足積むと足指方向へ倒れちゃう。


ここから足指造形の様子です。
なんか一生懸命撮った日があって、カメラにありました。
1先日のを削り落として盛りなおし。大まかに親指から
2順に人差し指、中指途中
3ドヤッ という角度なのでこれで完成、一度焼いたのでしょう。
4そして右足も造形・・・
5しかし後で作った右足をみて、再々度左足を作り直し。

6多分これで気が済んだ。


これまた別の日の手の様子。(足は1.5日、手は3日ぐらいかかってます)
右手で本のページをめくり、左手で本を押さえているような「本を読む」手にしたい予定。
大きな書斎の中で静かに本を読む姿を作りたい。

1手を新造。いろいろ考えて、針金で芯を作って盛ろう計画。
2光硬化パテで針金同士を仮止めしたら、余分なパテを落として手の形に曲げます。
3その上に粘土盛ってみた。
4が、針金には粘土を乗せても滑るので、うすーくパテでコーティングしてみる。
5指の形や芯の形が気に入らないので削ったり切り離したり。

6手の甲から盛り付けてとりあえず焼いてみた。 が手のひらの造形に針金が出てきてしまってこれはボツに。
7今度は針金でなくて大まかな形の粘土を芯にして盛りつけ。これは結構上手く行った。
8でこれが両手そろったところ。


それなりの質で作りたいとがんばりましたが、今の自分にはこのあたりが限度です。
「諦めんなよ!オマエそんなもんじゃないだろ!!」とか言いたいのは山々でありますが、
プロジェクトは終わりが決まっていればこそ。今回はこの手でいきます。

よい子にはちと大きいんだよね・・・多分1/12の成人女性にちょうどぐらい。


自分用メモ:
手指(足指)は作りにくいところから作る、仕上げる。(物理的にそれ以外方法がない)
材料はケチらない!(芯に粉々だった資材を寄せて作ったらモキモキ割れまくった)


爪はね・・・「1/12でも爪ありますよ」とか言われたんだけど、指一本だけ作ってそこに造形すんのは可能なんだけどギリギリの攻めをした手の指にモールド作るのは精神的に無理でした。
あとは複製する時の都合で指先は樹脂がゲチョゲチョにはみ出て総グルーミングなので作っても無駄になる可能性80%以上。
塗装でなんとかできたらいいなあ。

今は下半身の表面処理と、手腕の関節調整、逆止構造とか入れてます。今日中にシリコンいけたらいいな。

2012年11月13日火曜日

1/12お洋服仮縫い

どうも。お洋服縫ってました。
この暇人め って自分でも思う。思いますよ。

いやね、今朝ね、親不知を抜歯してきて、痛いだけかと思いきや血がなかなか止まらない不快感もあったので、仕事投げて遊びに全力投球してました。(今現在腫れてます。ホッペに湿布貼ってみた。きもちいい。)
一日遊んでたらオメーもっとマシなのできるんじゃん? と言われそう。 ま いいのいいの。

手縫い最強。

※着せられませんでした


上二枚は胴体パーツに着せています。
下は布だけ。黒い糸で縫ってしまったのでかっこ悪いなー。

先日のデザイン画に近いものにはなってますが、いかんせん人間と肩が大きく違って袖を通せないのでまだ何度か仮縫いをすることになりそうです。


で、こちらが着れなかった型紙。
肩山だけは攻めてみた。がんばってみた。優雅さが出たらいいな。
前から試してみたかった、レーザープリンタで印刷した紙をそのままアイロンがけで布へ転写してみました。
レーザープリンタとかコピー機は、トナー使ってるからいけるんじゃないの。と前から思ってました。
できましたよ。 白い布限定かもしれませんが。
 (トナーは発色顔料の微粉末ひとつぶひとつぶがロウでコーティングされたもの。印刷するときはガラス管を帯電させてトナーを拾い、紙の上へトナーを移して加熱し定着させます。)

 ウチのプリンタで試したところ、0.75の線では若干薄いです。思い切って1ptぐらいで印刷して転写するといいんじゃないでしょうか。
一応書いておきますけど、この方法で布が傷んだりするかもしれません、ごめん。自己責任でよろしくです。
濃い色の生地では試してませんので、あくまで仮縫い用に使えそうだなってことで。