2014年8月29日金曜日

1:4少女フェイス 6


もう諦めの境地に達した。
これは これ なのだ。



削り跡が汚いですね、まだ表面のデコボコを埋めている所です。

焼いて、削ってヤスリかけて、盛って均して削って、焼いて・・・・・
何度も焼いてると作りにくくなっていくので、あと2度ぐらいで止めたいところ。


奇しくも最初に描いたデザインに近い雰囲気になってきました。
まだ作品の名前が決まりません。



少女っていって作ってるけどこれ、 しょうn ・・・

イエス、分かってます。男の子っぽいっす。

2014年8月27日水曜日

まずい



ボディに合わせてみて、巨顔気味なのが気になって下唇から顎まで削り落としてざっと盛りなおし。

なんか気持ち悪くなってきた
なんかまずい

「おお、かわいいかも?!」にならないぞ・・・  き、きもちわるい。
目がいけないのかな。ユノアデフォルトアクリルアイと虹彩範囲はほぼ同じはず。

ユノアさんと比べると、 ごつごつした有機的な余分な造型を感じるけど、(前の記事のとおり)あまり削ぎ落としきるのも、いいとは思わない。


いやしかし、こんな事してる場合じゃない。

2014年8月22日金曜日

1:4少女フェイス 5


下が最新。
悪くない所まで来てる気がします。
非常にキメが細かく、指紋や紙の目までトレースする粘土なので、ヘラで均していくだけで光沢が出ます。(焼くと油が抜けて光沢なくなりますけどね。)


しかしやっぱり、どこか生々しいなぁ。
あともうひとつ、もう一欠けら、人間臭さをそぎ落として人形らしいものが・・・ほしい・・・。

人間を目指すなら人間ぽく作ればいい。 だけど今回はそうじゃないんだ。
人形のある種の魅力、雑味の無さが欲しい。足りない。

塩味、酸味、甘味、辛味、苦味、 は、あっていいんだ。
渋味だけ押さえたい。

アク抜きが足りない野菜のような、重曹入れすぎた蒸しパンみたいな。
悪くは無いんだけど私らしい野生味が残ってる感じ。


ツィッターの写真そのまんまですお許しください。



わかったぞ、 よい子さんに似てきたんだ。
似せるつもりなんて無かったし、よい子さん作った時は大きさ的に本当にギリギリでバランスをとって作り上げた気でいたけど、これが私の造型なのかもしれない。

鼻なんか特にそっくりだ。

2014年8月15日金曜日

週末記 ~自宴

(オチを思い出したので追記しました)

またのらりくらりと、関係ないことを。

この画像は新しいシングルグラスアイの背景画像です。
左は、ハートフィルタや星フィルタで遊んだ時のを数枚合成したもの。
中央は顕微鏡写真ぽいのとデニム生地っぽい画像を合成したもの。
右は木の断面と葉っぱのスタンプ。
いままで使っていた紙を使い切ってしまったので、台紙が無いサイズからカラー台紙に変わってゆきます。
(自作)自宴というのは親族の集まりを自作しているので、自分の中で出来た言葉です。
どういう説明をすればいいか見当つかないんですが、数人から「サマーウォーズだね」と言われたのでサマーウォーズなんでしょう。

・・・私は家族や親戚の中では突然変異?なのか、家族ですらガラスの作品や粘土作品やイラストなんか見せても「自分が作った」と言わない限り理解されないようです。

マァ 直接作品を見てくれる人が近くにいるだけで、人間として温かく感じるものです。
そんなだったのですが、今日親族の数人に作品を見せたら、とても褒めてもらえて嬉しい以上に驚いてしまいました。
真剣に見てくれる人が、近くにいるんだなぁ って。

いや だから それで どうしたんだ。 オイ、なんだけどさ。


オチを思いついて書き始めたのに忘れてしまった

(オチを思い出したので書き足しました ↓)

作品の価値ってのは、作り出した人が、まず認めてやらねばなりません。
誰かのために作ったものだったとしても、誰のためでもない作品だとしても、生み出した人が愛してやらなきゃいけないと思います。

発表した瞬間から、または自分以外の手に渡ったときから、他者からの価値が生まれます。
作品はそのとき、自分の価値にふさわしい装いで送り出されるのが理想でしょう。
 また、作品はふさわしい人のところへ行くさだめがあるようにも感じます。
ちょっとたとえが違いますが、ランクの高い鑑定付きダイヤにしか目に入らない人もいれば、緻密な細工と彫りの素晴らしい象牙のほうが価値があるという人もいます。
大雑把にいえば「好み」なんでしょう。

作り手にとって、作品が「好き」な人に愛されるのは幸せなことです。


・・・というのを、私の作品を興味深く見てくれた伯母から改めて教わりました。


はらへった


画像はユノアフェイスの最初の頃の予定図。
このカタチの唇にしたい!!!!! と強く想いましたが、(造形力の無さから)今は逆にこの唇の形状を活かしきれていない、足を引っ張ってるんじゃないかとひっかかりを感じます。
少なくともこの画像の方向から反れてきてる。
はらへった。
何か食べたい。

アー タブレットはいまだに接続しただけで動作確認すら済んでません。

2014年8月8日金曜日

週末記 ~またおやすみ


ちょっと頑張ったらすぐにどこか故障してる。
ダメダメです。

人間なのでほどほどにコツコツたゆまず、歩んでゆくしかないようです。

写真は新しくかったタブレット、Intuos pro の開封の様子。
もう一週間前に届いたんですがまだ接続できていません・・・
マルチタップに対応してるというタッチパッドなので便利そう。

2014年8月2日土曜日

1:4少女フェイス 4

先日の樹脂置換した原型を、引き続きいじっています。
シリコンの型にするときに表面処理剤(サーフェイサー)を掛けるのですが、そのままだと粘土を盛り付けて焼いたときに表面が煮えたような泡がでてきてしまいます。
ので、表面処理剤を全て落とします。

落とす按配がよくわかっていないので、かなり溶かしてしまいました。ぼろぼろ。
(完全に焼けていると塩ビになり、溶剤の影響をあまり受けなくのですが、生焼けで作業を進めているせいで、表面が荒れてしまっています。)

むかって左から盛り付け開始。

これが最新版。
元の顔からは雰囲気が変わってきました。マシになったと思う。

ここからはカメラの中にあった、12mmアイサイザーを作る様子です。
ガラス棒を12.5mmの真球にします。
ガラスが冷えたところ。上のアクリルアイはユノアデフォルトアイ。
洗浄してエッヂング液につけます。
(写真省略)

取り出して完成。すりガラスになりました。
12.0mmでなく12.5mmで作るのは、原型を削る時に使いたいからです。
原型からシリコン、シリコンから樹脂にするとき、それぞれわずかに縮みます。
この縮みを見込んでガラス球を作りました。
ちゃんと使えました。よかった。