2016年3月31日木曜日

週末記 ~定点観察 芭蕉の木

また画像多いです。
2016年3月27日、散歩の記録です。

裏の畑付近からスタート。 アケビの開きそうな花。
アケビについてはまた秋ごろにまとめたい予定。
今年は結実を見たい。
いくつかの花序でこうなっていた、房の第一分岐に見られる大きなつぼみ。これがもしかして雄花なのか。中心に紫のバナナがあるのは雌花らしい。

コケの胞子嚢。殖える気まんまんです。
ねこやなぎ様。 例えるなら、ケンカする時の猫の尻尾のようにごんぶとに開いてます。
オドリコソウ と つくし。
オドリコソウは赤くふさふさしてる時期がかわいいですね。 白い花はハコベ。
コメツブツメクサ、去年観察したやつより矮小な花でした
ホトケノザ と オドリコソウ。
注視しないと間違っちゃうんですよね。ついでに混生してると、混乱するよ!
今回の美人ショット、たんぽぽの蜜を必死に探るシジミチョウ、 を必死で撮ったわたくし。
定点ショットしていたつぼみは立派に咲き終えていました。
枝振りからハクモクレンと思っていたけれどコブシでした。
これはまた別の株、立派に咲き競っています。花芯が赤くみえるのと緑っぽい添え物が見えるのでコブシでしょう。
公園のジンチョウゲ、いいかおりです。鞠のように咲くお花もかわいい。
最後のこれはナゾノクサ。なんでしょうかね。田の近くの土手か側溝に生えていました。
その付近のみに生えていたので、側溝から流れてきた種、もしくは付近の肥料に混じっていた・運んできた土に混じっていた、種苗土についていた かも。

冬には地表の枝が枯れてしまう芭蕉の木の(ほぼ)定点観察です。
ほぼ中央のわしゃわしゃしている部分が芭蕉の株。
2月5日
 3月5日 わしゃわしゃの先端から緑色がわずかに見える。
 3月27日 緑色の新しい葉がちょいちょい見える。
芭蕉の木はバナナと同属で、バナナを芭蕉とも当てますが別の植物です。
樹高は1.5~3mらしいですが、この観察している株は大きいです。小さく見積もって3m。
いや ね、 わたし芭蕉の事をバナナだと思ってたんですよ。だってバナナのこと芭蕉っていうし、この辺に生えてるバナナの花房がつかないのは年平均気温が低いからだとどこかで見た気がして、それじゃ同じ株でも夏の盛りにはバナナっぽい何かがつくんじゃん?観察してみようぜ!

と思ったからです。みんな、バナナと芭蕉の木は別物でバナナはバショウ科バショウ属だけどバショウの木とはちがうよ!バショウの実は食べないほうがいいらしい。

2016年3月23日水曜日

トレーフル原型7 ~球受けの作り方

今 まさに花盛りのポピー様。
これはミニチュアフローリストさんの作品です。

暫く引きこもって製作に明け暮れていたら春が来ていました。
バイパス沿いの雪柳は満開に真っ白でたゆたゆしてるし、お邪魔したお店ではサンシユの黄色い花と、開きそうなほど大きな蕾のアケビやら。

お散歩コースの土手にはツクシがずくずくと伸びてます。
白木蓮の精一杯の開花っぷりも美しいし、しだれるようなコブシもきれい。レンギョの枝もこれから隙間無く黄色い花が開くことでしょう。

春は目に嬉しい、楽しい気分になります。

さてさて、このごろ一日30分ずつでも匍匐前進しているトレーフル。
まだまだ、まだまだです。

今日は関節球と球受けの様子。

関節を入れたいところをえぐっておきます。
ガラスで真球を作ります。
あててみて、今回はピンク色の球を肩球にします。
手前の青いのは腿球に使いました。
一番奥の小さいのは膝球。
ガラスに粘土(SuperSculpeyFIRM)をつけて、回転軸に穴をあけておく。
この穴はゴムの通り道 兼 粘土をガラスから抜きやすくするため。
粘土を焼いて、ガラスからこじり取る。
割れたりヒビが入るので瞬間接着剤で止めておく。

写真ないですが、はずしたガラス球に最大半径以下の任意の場所で回転軸に垂直にペンで一周線を引く。
粘土を再びかぶせて、ペンで引いた線までカッターで落とす。

これでボディへの埋め込み準備完了。

続きは次回。

今はこんなバランスです。
腿球つけました。上記の方法で空洞だった胴体に受けを作りました。
飼い主さん的にぐっとくるのは ↑ こんなんでしょうか。
うさぎが見上げてくれたらGOODすね。
毎日 ウサギの写真と骨格標本とウサギの動画漬けです。
新しい輪郭線や肉を見つけては盛ったりけずったりしてます。

今はREX(レッキス)という、比較的短毛の種類のウサギをしつこく見ています。
毛が短い分、肉が分かりやすいんだ。

7mm-20mmグラスアイの通販を行います

宣伝です。
2016年3月24日(0:00/JST)から3月31日まで第22期のウェブショップを開催します。

時間になったら下記からどうぞ。
http://coeurlapin.cart.fc2.com/


グラスアイブログに色々書いてます。イヤ今回はあまり書いてないかもしれない。
グラスアイブログは右のメニューかこれ。
coeurlapin.blogspot.jp

開始直前直後はだいたいツイッターに居ますので、アカウントをお持ちの方はご質問ありましたらどうぞ。
おそらくメールより確認が早いです。

背景はアルミ板の上にグラスアイを立てて、その奥はグレーのベロア(起毛のある布、ベルベットみたいな布の種類です)です。

絵の具の色に「ニュートラルグレー」というのがあるように、背景で印象を大きく変えないようにしています。
カメラはコンパクトデジタルカメラといって、写真を写す素子が相対的に小さなカメラです。
相対的というなら基準はどこですか?というと、一眼レフと言われるごっついカメラ様が基準ぽいです。

通販のたびに毎回 数百枚単位で撮る(多いときは千枚超)ので、一眼では辛いってのもある。
ガチガチに設定かためてオートフォーカスでバシバシ撮る。それでも色のバラつきは悩みです。
コンデジで「写し切れない色」はいいとして、「写せない色」があると困ってしまう。

ついでだからコレもおいとこう。
ガラスを発色させる材料のひとつにネオジムという希土類があります。
酸化ネオジムを混和させると、太陽光下でかすかなピンク色~紫色に、蛍光灯では薄水色に見えるガラスです。

これはネオジムを混和したガラスが、光の波長のうちの黄色から青色までを吸収する性質があるため、光源が発する波長によって反射する色が限られるのが理由らしい。
・・・こんな面倒な説明を読んで一度で理解する人少ないだろうけど、まぁそういうことです。 

作品を最も知るのは作者ですよね。
それが困りのタネでもある。
作品の良さを作者が全方位から受信・発信できればいいのにね。なかなか難しいもんです。

2016年3月11日金曜日

トレーフル 原型6


いらんこと書いてるので、粘土の様子を見たい人は粘土写真までスクロールどうぞ。

2016年6月18日、19日に開催予定のドールワールドフェスティバルへ申し込みしました。
今回も「うずまきことり」さんと一緒に去年のような「うずらぱん」やりたかったのですが、6月のドールワールドフェスティバルはグループブースを許諾しないことと、我々の限定的な事情があり、私単品の「CoeurLAPIN」として申し込みしています。

グループブースは許諾してませんが、卓面積(または作品数?)3割程度の委託はお許しいただけるそうなので、そんな感じになると思います。理想は二人の名前で一卓ずつだったんですが勝手なことなのでしゃーないっす。
一日目は3:7でしょうけど、二日目は5:5とかになるかもしれんです。その辺は許してね。
日帰りが容易な距離じゃないんで在庫補充できません。

このブログでしか書いておけないので記しておきます。
グラスアイを主に売りたいなら同日に催行されるドールショウへ申し込みします。
我々がそれを選択しないのはお人形を見てもらいたいからです。
どうぞ宜しくお願いします。

さて その6月に間に合うか、間に合わないか、もう無理っぽいかもしれないトレーフル。
上の写真は下の写真のクローバー枠へガラスを流したもの。
知ってる人いると思うけど、
アクセサリーパーツは大抵真鍮を「生地」にしてニッケルやクロムやロジューム、金、銀、銅等でめっきを施してるんですわ。
これはめっきする前の生地パーツへガラスを流したもの。
トレーフルの目の色に合わせたガラスで作って、お持たせにしたいなと試作しています。
このほかにも誂えを妄想して、色々と準備しています。
原型の様子。胴部。
腕穴、腿穴開けました。
腕穴はめでたく首穴に干渉することなく通りました。
尾を可動にして、ゴムの結びを尾部にしたら首がすっきりするかなー って斬新なゴム通しにわくわくしてます。

曲線が増え、曲面をつなげ、楽しくなってきました。
自分だけの道を踏みしめて拓いている楽しさがある。
ウサギの多関節人形はすでに色々あるので、どこかの何かと似た物になるかと作る前は思ったけど、そんな心配なくなりました。

週末記 ~野草のその後

先日と同じ公園へ行ってきました。3月5日の記録です。
途中で咲いていた、可愛い色のカメリアさん。


そうそう、こいつが気になってたんですよ。
白木蓮(コブシかも)。
幹の途中で芽吹いていた蕾は、比べ物にならないぐらい大きくなっていました。
撮影の都合で変化なくみえますけど。
ふっさふっさの冠毛の殻を脱いで、白い花がもこもこでてきています。
撮影日から今日で6日経っているので、随分開花が進んでいることでしょう。