2012年12月3日月曜日

道具メモ(自分用)


どうも こんにちは。
昨日は(略)
一昨日は(略)蒲田のユザワヤへ行ってマークカッター(商品名)というものを購入しました。


マークカッターは主に手芸のステンシルのテンプレート曲切りに使われているのが多そうです。
形状は半田ゴテの先に曲がった針状の先端ビットが付いてます。
 商品の用途は化繊の溶断。 よい子用の服にシフォンを使いたかったのでほつれ止めになりそうだと購入しました。

これがまぁ ガレキ造形的にかなり使えそうな予感です。
自分の中で整理するために類似するものを調べて書きとめておきます。


マークカッター(商品名)
用途 化繊の溶断、切り抜き
形状 ストレート
温度 240~360C
調節 オプションパーツ(電圧で調節)
価格 3000円前後


ヒートペン(十和田技研HP1000)
用途 プラモデルの改修
形状 ハンドピースと温度調整(電圧調整)器
温度 160~270C
価格 6000円?


ワックスペン
用途 ロストワックスの原型用
形状 ハンドピースと温度調節器
温度 35~255C
価格 15000~


ワックスペンは歯科用のワックス整形器とジュエリー用のワックス整形器が結構ヒットしました。
(歯医者さんじゃなくて歯科技工士さんが使う道具かな)
 用途の質によってどれも長所が違うみたい。


よい子を抜いた失敗パーツが山のようにあるので、型ズレや微気泡でハネたのを埋めて使い物になればいいな。と。
それから原型修正するまえにキャストで分割線の予行->内部構造の演習もできると期待。



熱関係のメモ追加↓

レーザープリンタのローラ温度 180~230C

アクリル軟化温度 60~80C  (溶解~250)
PE軟化温度 100~120C (溶解135~)
PP軟化温度 145C~ (溶解 160)
ナイロン軟化温度 180C~ (溶解215~220)
ポリエステル軟化温度 240C~ (溶解255~260)

つまりレーザープリンタに180C以下の軟化温度の布またはフィルムを通すとドラムに焼きつくから注意ってことだね。 うんいつもPP通してます。わりと大丈夫らしい。さすが実戦器キャノン。

毛皮の表現にはアクリル繊維が多いのだけど地がアクリルのボアだとマークカッターでは軽やかにコゲるような気がする。

(※樹脂にはそれぞれ混ぜ物や製法によって可使用温度に幅があるので試用してから実戦配備してください。
※樹脂の中には溶かすと有害な香りが立ち上る物がけっこうあります。しらべたところポリエステルには塩素基入ってないから人体にマイルドとかありましたが、ご使用の際は、充分野生の勘を研ぎ澄ませて危険だと思ったら換気しながら作業してください。)


ついでに。 誰得自分用メモ

ポリウレタン (成形温度 84C~) 軟化温度 90C~
エポキシ 65C~140C
PVC軟化温度 80C~
PS軟化温度 90C~
ABS軟化温度  100C~ ?


PVC=ポリ塩化ビニル=軟質のものがソフビ

(※ポリウレタンとエポキシについては接着剤や充填剤やいろいろいろいろ身近ではありますが、用途に応じて性状から性格までさまざまです。私はあまり無茶する気になりません。)


そうそう、樹脂(レジン)の話まできたついでに、
グラスアイの透明ケースは、大きいのも小さいのもPS(ポリスチレン)です。
大きいケースに詰めてるスポンジはEVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)といいます。
EVAはエチレンと酢酸ビニルの共重合体だそうで、酢酸ビニルっつったらよくある木工用ボンドの主剤ですね。あとEVAといったら水泳に使うビート板が一番メジャーで身近です。(水泳教室の幼児が)ビート板は噛んでも大丈夫な素材です。耐候性も高いのでグラスアイを長期にわたって保持してくれます。

あ ガラスですか? ガラスは460C~(屈服点)です。国産のソフトガラスなのでわりと低いです。
モレッティやボロとかパイレックスになるともっと高温です。

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