2014年3月31日月曜日

名古屋アイドールへ行ってきました

ありがとうございました。

今回は作品(グラスアイ)が少なくて申し訳ない。
 名古屋は大須のボークスSRで長いことお世話になっているし一番沢山置いていただいているので、楽しみにしてくださってる方が多いのです。
 ご期待に添えず不甲斐ない。最大限作ってきたつもりだったけど、いくらなんでも、もーちょっと!欲しいよ!と反省しました。

よい子さんのほかの写真をご覧になりたい方は、右側のラベル検索で「よい子 ボディ」 をご覧ください。

こちらは中央に飾っていた、1:12レジンドール「よい子」たちです。

材質はウレタン樹脂の全18パーツです。
写真は頭部パーツを組み合わせているので17個ですね。後頭部でボデーと接続し、顔パーツを前からはめ込みます。
 このほかにお人形を構成してるのは、4mmグラスアイ、ウィッグ(※)、お洋服=手縫い、靴(※)です。

ウィッグと靴は、スイスのハジオット(HEIDI OTT)というドールハウスメーカーの物です。
ハジオットはヨーロッパのドールハウスの伝統あるメーカー のなかで「ドールハウスドール」へ注力しているところです。

 日本では大変顕著ですが、ドールハウスにはドールを入れないで、そこに見る人である人間を投影しながら楽しむ風があります。

あまりこのことはここでも語った事無いですけど、よい子さんはドールハウス側への風潮の提案のつもりで作ってみたものです。コンセプトデザインみたいなもんです。
ドールを含めてドールハウスを楽しむというと、見る主体が全く変わってきちゃうので乱暴な提案ってのは分かってる。
ドールハウス側への提案と同時に、本当にすばらしい世界がある、ミニチュアドール側への提案でもあります。材質を問わず、完成度の高い小さなドールを作っている作家さんは多いのに、遊ばせるステージが手のひらだけでは勿体無い。
ほら、ここに いいスケールがあるじゃんか。 ドールハウスは1:12なんだよ。 ここにあわせれば美しい家具やガーデン用品まで、成熟した世界がすっぽりあるよ!

 ・・・つーのは、自分のヨチヨチな作品で語るには恥ずかしい完成度なのは分かってます。だけどずっとそのつもりで作ってきたの。お洋服がクラシカルというより古臭いのはそのせい。
現在までよく作ってきた黒い服とベレー帽のセットアップは、既存のドールハウスドールとの親和性を踏まえたものでした。


また長くなってきたのでお知らせを明記。

よい子さんの販売予定は、4月29日の「名品市」を予定しています。通信販売は目玉の通信販売のときにまた出したいと思っています。予定では5~6月です。

楽しみにしてくださる方がいらっしゃるのは本当に嬉しいですが、どうしても私の趣味の域の作品なのでお約束は出来ません。ごめんなさい

4 件のコメント:

  1. おととしの暮れ、初めてよい子さんの画像を拝見した時の衝撃は
    忘れられません。
    以後、ドールハウス関係の人に会うと必ずよい子さんの話を
    するのですが、その事がきっかけになってミニチュアショー仲間
    と「一緒にドール系のイベントに出てみようか?」みたいな話し
    にもなりました。
    a:さんの提案、じわじわ広がってますよ!

    それと、別の件。とても嬉しかったです。
    ありがとうございました!!

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    1. うおお 広げてくださってありがとうございますー!
      もっとドールとミニチュアの往来が増えるといいなと願っています。
      1:6だと玩具の認識が強いので、大平さんの作品がきっかけで世界が広がる・・・
      なんて事になったら楽しそうです。

      ありがとうございます!

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  2. おはようございます。
    a:様がどなたかわからなくて考えていてやっと気づきました、
    いやーお恥ずかしい。
    グラスアイのアドバイスありがとうございました!
    ドールハウス+創作人形はとてもいい考えだと思います。

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    1. いつも拝見して、ニャンコいっぱい!とか思いながら無言でした;
      私の場合は模型に近いお人形で接点を求めましたが、ドールハウスも創作人形にしても、作家さんによってデフォルメや味があるのがまた楽しいだろうなと思っています。

      ほびっとさんのグラスアイやニャンコや、土いじりの記事楽しみに,また伺います~!ありがとうございます!

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