ありがとうございました。
今回は作品(グラスアイ)が少なくて申し訳ない。
名古屋は大須のボークスSRで長いことお世話になっているし一番沢山置いていただいているので、楽しみにしてくださってる方が多いのです。
ご期待に添えず不甲斐ない。最大限作ってきたつもりだったけど、いくらなんでも、もーちょっと!欲しいよ!と反省しました。
よい子さんのほかの写真をご覧になりたい方は、右側のラベル検索で「よい子 ボディ」 をご覧ください。
こちらは中央に飾っていた、1:12レジンドール「よい子」たちです。
材質はウレタン樹脂の全18パーツです。
写真は頭部パーツを組み合わせているので17個ですね。後頭部でボデーと接続し、顔パーツを前からはめ込みます。
このほかにお人形を構成してるのは、4mmグラスアイ、ウィッグ(※)、お洋服=手縫い、靴(※)です。
ウィッグと靴は、スイスのハジオット(HEIDI OTT)というドールハウスメーカーの物です。
ハジオットはヨーロッパのドールハウスの伝統あるメーカー のなかで「ドールハウスドール」へ注力しているところです。
日本では大変顕著ですが、ドールハウスにはドールを入れないで、そこに見る人である人間を投影しながら楽しむ風があります。
あまりこのことはここでも語った事無いですけど、よい子さんはドールハウス側への風潮の提案のつもりで作ってみたものです。コンセプトデザインみたいなもんです。
ドールを含めてドールハウスを楽しむというと、見る主体が全く変わってきちゃうので乱暴な提案ってのは分かってる。
ドールハウス側への提案と同時に、本当にすばらしい世界がある、ミニチュアドール側への提案でもあります。材質を問わず、完成度の高い小さなドールを作っている作家さんは多いのに、遊ばせるステージが手のひらだけでは勿体無い。
ほら、ここに いいスケールがあるじゃんか。 ドールハウスは1:12なんだよ。 ここにあわせれば美しい家具やガーデン用品まで、成熟した世界がすっぽりあるよ!
・・・つーのは、自分のヨチヨチな作品で語るには恥ずかしい完成度なのは分かってます。だけどずっとそのつもりで作ってきたの。お洋服がクラシカルというより古臭いのはそのせい。
現在までよく作ってきた黒い服とベレー帽のセットアップは、既存のドールハウスドールとの親和性を踏まえたものでした。
また長くなってきたのでお知らせを明記。
よい子さんの販売予定は、4月29日の「名品市」を予定しています。通信販売は目玉の通信販売のときにまた出したいと思っています。予定では5~6月です。
楽しみにしてくださる方がいらっしゃるのは本当に嬉しいですが、どうしても私の趣味の域の作品なのでお約束は出来ません。ごめんなさい