2017年4月15日土曜日

週末記 ~大問題箱問題

うさぎ人形トレーフル、未塗装版販売受付中です。
目の在庫があるので、ほぼ即納です。
http://coeurlapin.cart.fc2.com/



 
ウサギ人形は今回箱を作って = 設計 試作 組み立て、
納書の大きさや内容も作り直して、中敷の大きさも変わったので作り直して。

どんな商品を企画しても箱問題が昔からまとわり着いてくるんですよねー。

箱詰めで売るべきと感じる商品は自分のなかで線引きがあります。
価格が3000円以上、易損品、2センチ以下。見栄えはその下の次元。

価格が3000円より上でも大きくて普通の人が扱えるような作品なら袋詰め。
(簡単な模様のとんぼ玉チョーカーとかは8000円とかでも袋詰め)

易損品は字のごとく易損品。かばんの中に入れたら壊れるなら、壊れないように包んだ状態までが作品。お人形はこれに類する考えです。かばんに入れて塗装がややも傷ついたら商品価値がそこでさがる。

2センチ以下(長辺)
なぜ3センチじゃないのか。 これは私が考える普通の不器用さの人を想定しています。
普通の人の指先は直径2センチぐらいまでなので、それを下回ると扱いにくい、ピンセットが必要と感じるはず。
小さすぎると買ったそばから落とすし失くす。これは購入者を責められる大きさではないので販売者が責任を持つべきと考えてます。

箱の見た目なんて、そんな必要のための機能を満たしていなけりゃ選ぶ意味ないっす。
そう言えど、いざ自分の作品の一部となるなら、より理想を求めたい。
というわけで、新しい作品を出す度に箱を探す旅を毎回していました。
そりゃー毎回毎回ウェブページを数百見て回って海外も見回って海外の卸も検討したり、取り寄せしたり5箱でいいのにワンカートン70箱買うハメになったり。
 (田舎住まいなので実物を見に行くより取り寄せた方が安い。)

おかげで作家さんが使う箱も、大抵お値段わかります。どれだけの値段を作品を送り出すために掛けているか目にすると涙でそうになる事もありました。
箱がないから手作りしてるって作家さんにはマジ泣ける。


余談が長くなりましたが、
ガラス屋を始めてから20年以上の、自分の苦労を。。。思い出すだけで脂汗が滲む苦労を鑑みて、クリエーターズマーケットでは箱屋さんをやりたいのです。

箱探しに力尽きたという皆さん、差し支えなければ欲しい大きさを教えてください。
W D H 、横入れ、縦入れ を教えてもらえればバッチリなの作ります。
ちゃんと解っているので無理な値段はつけません。


コサージやアクセサリーには窓付きでピアス・ネックレス台紙つき、重い作品には堅い紙で設計したい。
ミニチュア作家諸氏のためには箱+中身を引き出せるトレー的なのを予定してます。


あ 写真はある日のウサギ人形制作風景です。
作業場その3の荒廃具合と、たまたま新しいコーヒーを淹れたので気分的なコントラストを写しました。むだにコーヒーカップが美しく見える。それがいい。

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