2018年10月4日木曜日

アクリル樹脂あそび

スーパーご無沙汰しています。

言い訳はもういいからはやくしろほもはせっかち。

通称UVレジン、光重合型アクリル樹脂で遊びました。
不意にスカリーのシリコン型が出てきたので昼の休憩に流して遊んでみました。
色々反省はあるけど、うん まあ まだもうちょっと遊んでみたい素材。

光重合型アクリル樹脂は、あらかじめ硬化剤が混合されており、光によって重合(硬化)が一気に進むようになっています。

化学反応が一気に進むという事は、そう、熱が出る。
熱でシリコン型が膨張して、常温に戻る際に縮む、その痕跡がシワとなって成型物に残る問題があると聞いていました。
(回避するにはシリコン型を保温庫や乾燥庫で温めておけばいい) いいんだけどやらずにすみました。

あと、気になっている点は、
アクリル樹脂といったら耐候性はそれなりに高いものの、溶剤には弱い。めっぽう弱い。傷も入る。透明は目立つし(だが透明大好きなので透明は譲らない)。
スカルピーとか表面をソヨっと溶かしてキレイにする原型のテクがありますけど、そんなの絶対に使えない。

溶剤を使わなきゃいけないっていうのは脱脂とか洗浄とか塗装、表面保護 とかですね。

それから、ほかに自由研究した件で思い知ったんですけど、この樹脂は盛り足しが出来るけども、実は界面がある。
一旦硬化した部分と盛り足して硬化した部分は境界面ができます。
目視は難しいですが、研磨していくと界面が出てきます。そして、ベロッとはがせる。
複雑な形状のものを、盛り足しながら封入して研磨してツライチに仕上げようとしたら、何度やっても界面でベロっときました。

自由研究結果: 研磨むり

イージーな方法では組めない予感がムラムラしますが、それは逆に燃えるというやつかもしれません。

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