2014年2月20日木曜日

のろのろ遊んでます

読めますかね、エー、コロン、バックスラッシュ、 で「Aドライブ」と読みます。
英語で読むなら「ドライブA」です。私のツィッタアカウントはコレが元です。 PC-AT互換機さ。
気になってた遊び道具を取り寄せて、のろのろ遊んでいるのですが、色々整理整頓してるばかりで一向に「製作」へ気分がシフトしていきません。いかんなー。

3月のアイドールによい子さん一体作りたいのに。
4月の大阪・難波の対面販売イベントでも一体出したいのに。
そのまえに作るべきものが洗浄・コーティングを済ませたところで随分長いことほったらかしです。
いかんなー。

こちら、ガラスとか目玉のブログに貼ったやつより。こっちのほうがいい気がするので貼りなおしです。
(最初の写真、a:\ も、黒い用紙にニス塗り印刷風を目指してスタンプしたものでした)

スタンピングリーフ(商品名)という、トナーを介して転写できるものです。
「コピー文字が箔押しに!」という謳い文句ですが、この商品のキモは薄さにあるなぁと思いました。
たとえば、いろんな材料をレジンに封入して作品にする場合に、箔を透明の材料に両側から転写すれば、あたかも極薄い金属パーツに見えるわけです。難易度は高いけど積層すれば立体物にもなるし。(遮光性高い)
こういう話はつくるのほうがよかったかな。 あとで移動しましょう。そうします。(移動してきました)

詳しくは公式へ行って作例をご覧になると、丁寧な解説がされていますので興味もった方はぜひどうぞ。

私は キャノンのカラーレーザー 手芸用のコテ ワックスペーパー(ホットクッキングシート=シリコンペーパーです。) で転写しました。
箔って事は、金属層とフィルム層があり、
温度指定がしてあるってことは指定温度より高いとどちらか(大抵はフィルム)が膨張して伸びちゃって皺が入る失敗例があったので、
圧力の分散と極端な加温を避けるためにワックスペーパーのっけてアイロン掛けしました。
成功したよ。
・・・できないやつもあったけど。母材との相性も大きいので期待してアテにしてるとガッカリ大。
母材=紙 ね。もう洋紙の製法までは調べる気力なかった。


パッケージの能書にはさんでありましたが、カラーレーザーの場合は白黒にしてトナー濃く って指定がありました。 が そもそも今のカラーレーザーはCMYKトナー全てがワックスコート粒になってるはずなんで、べつにC100とかでいけるんじゃね? と思ったら問題なかったっす。

加温・加圧作業をラミネーターでやることも出来るそうですが持ってないのでわかりません。

身も蓋も無い話をすると、転写のキーは「箔」側でなく「トナーのワックス」にあるので普通の金箔転写できねーの、ってやってみたらできました。
しかし、ご存知のとおり金箔は扱いが非常に難しいのでフィルムに乗っかってるだけでこの商品価値は大です。(金についてしか触れていないけどその他の安定性に劣る金属についてはなおさらです。)

あとは転写についてなんですが、
(そろそろ実際に使った事無い人はついてこれないかも)
印刷した物への箔押しがまっとうな使い方ですけど、箔側へ糊(トナー粉)を転写して別の母材へ押す使い方も提案されています。
印刷した物を介さない使い方として、ゴム印で糊状インクを捺印し、そこへ箔を押す方法も紹介されています。どちらもTシャツを例に出していますね。
(人体が直接触れる可能性がある物品は公式推奨以外やらないほうがいいよ。一応。)

糊状インクがイケるならスプレー糊とかいけるんちゃうの、スプレー糊マスキングしてもいけるんちゃうの? =いけるらしいです。
スプレーするならアクリル性のスプレーでもいけます(メタクリル樹脂の熱可塑性)。つやありスプレーで出来ました。つやなしは微粉末のおかげで定着しなかったです。


最後に、
モノヅクリに役立てたい人は、突っ込んで考える前に、立ち戻ってもらいたいところがある。
このスタンピングリーフは、小さい物かつ精彩なものに向いているので、向いてない物をがんばって作らせようとするなら別の方法を模索した方が綺麗で早いかもしれない。
ほら、 ステッカー作りたいなら、カッティングプロッター買えばいいじゃん。無理する前にお値段みてみるといい。ベクターデータはイラストレーターでないと作れないわけじゃないし。
他にも光硬化パテとか使えるかもしれない。
私がTシャツ沢山作らなきゃならないならゴム印にする。ゴム印ってデータで出すやつけっこう安いのよ。


でもなー、金ぴか とか つやつやテカテカ! て うっとりするよねー(好き) 。

・・・のろのろ遊んでますどころじゃねーな。全力で遊んでる。

ん? お人形?
お人形のウレタン樹脂は熱に弱いです。仮にやったらアイロンの熱で黄色く焦げるでしょう。エポキシ樹脂は120度程度までイケるはずなので(食器に使ってもOK=熱湯OK)エポキシ樹脂で抜いたパーツには使えると思いますよ。
ただし原型を徹底的に平滑にしないと印刷精度が出ないので、その、がんばれ。

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