ハッピーイースター!
真空成型機が届いたので仕事の区切りに遊んでみました。
まずは遊んだ写真をどうぞ。
真空成型機が届くまで↓
昨今の感染症で各国の状況が悪化する前の3月はじめに注文しました。
製品は歯科用のマウスピースを作るもので中国製品に目星をつけ、製造元直売を探しましたが中国によくあるパターンの複数の工場でいろいろシェアしちゃってる製品。中国本土から買うのを諦めてイーベイからアメリカ経由で買いました。
・・・ところがやっぱり中国倉庫から発送であった。
担当者のメールドメインが「HK」だったので、こりゃ中国から出荷だと覚悟したのは買ってからでした。
そんで待つこと1ヶ月、ボロボロダンボールながら無事に届きました。
ことわっときますが、真空成型機=バキュームフォーマーは電熱器と掃除機で手作りすればいいじゃん というご意見があるのはよく知ってるんでそこはもう結構でございます。
真空成型とは熱で軟化する樹脂板を電熱器等の熱で温めて柔らかくなったところに複製したい物を押し付け、樹脂板をより密着させるために吸引するという手法です。
工業用にも多用されてる技術。軟化と吸引(陰圧)がキーですね。
手近にあったので被害を受けた土鈴のうさぎ↑
熱で軟化する樹脂ならおおむね何でもやれるんじゃないかと思います。
リサイクルの事を考えるとキリがないですが、まぁ・・・ベストはPET、そのつぎはH/PVC板かなーと思ってます。
田舎なのでタミヤのプラバンとか手にはいりませんからホームセンターでプラバン=ポリスチレンを買ったところ、熱で縮んで硬化が激しいため失敗。 みんなポリスチレンはやめとこうな。
それから食料を買出しに出てスーパー内の100円ショップでA3カードケースを購入、こちら0.3mmのHPVCでしたが成功しました。
加熱前は0.3mmで、成型後は0.17~0.4mmと厚みに幅がありました。周辺状況で厚みは大きく変わるようです。熱しすぎたかもしれない。
機械の使い方については今後も遊んで試してゆきたいです。オモチャ増えたぜ!!
◆マステ、できたよ
使いました。かわいい。
一回の通販で1巻き以上使うので大きいロットで注文かけます。
そんなわけで生存と遊びの研究報告でした。