2013年1月22日火曜日

よい子服2 (とボディ)

ある日の作業机。これはシリコン埋め前の表面調整中でしょうかね。
左上のカップの中に原型が入ってます。青い棒みたいなのは着色アルミ針金です。これで腕や胴の中空構造を作ります。(インサート成型)
ほかに転がってる道具はスポンジやすりとペーパー(#1500)、粘土用へらにピンセット竹串カッターヤットコはさみ。特別なものは何も無いです。

ドールショウの記事はいっこ新しいのにまとめてます。
この記事はそれ以前のお洋服やら今回のボディの様子です。
これが今回のボディです。
カタチになっているだけで、無駄分割や不恰好な内部構造なのですが・・・パーツのかみ合わせだけで立ってくれました。自重が軽いのでよく倒れますけどねー。
(そして靴下と靴を履かせると立たない。)

 反省は続くよ、どこまでも。
胸分割は分割線とおり、ムダ分割です。型から抜く方法が思いつかなかったのと組み立て作業の効率化を優先させたくて胸下ギリギリで分割しました。(隙間はかっこ悪いのできちんと擦りあわせしなくちゃなあ)
白飛びしてますが腰と胴の間に一枚板が入ってます。これは動作方向を固定するために入れましたが、あんまり役にたってません。ははは。
あ、おマタには造型なんもないです。
パッとみて人形らしかぬ特徴的な足の付け根は、ぶっちゃけ失敗のように感じてます。可動を殺してしまってる。ような。
でもいいんです。今回はこうしてみたかった。


さてこちらはお洋服です。
アイロンをかけて飾りボタンをつけたら完成ってとこですね。
靴下裏返しだった。ドロワーズのゴムも入ってないね・・・
こっちは着付けた様子。ベルトリボンのアイロンかけ忘れてる。
ドールショウ当日に展示していたのはこのお洋服でした。
が お洋服も(妥協できる程度ですが)反省がいくつかあり、もーちょい手直ししてドールズミスで発表したいところです。

先日のドールショウや10月と12月のアイドールでも「完成したら欲しい!」というありがたいお声を聞いています。まだまだ拙い作品に勿体無いお言葉です。うれしい。

お人形作りはドールアイを作る傍らで、「お人形を作る人が欲しいグラスアイってどんなんだろう」という疑問からはじまりました。そして疑問以上に多くの貴重な経験と収穫を得ました。
お洋服を作り始めてからは、一歩進んで”上から下までトータルコーディネートまでしたときに使いたいグラスアイ”が見えてきました。
「よい子」でそれが実現できるかは別の話ですけれど、より良いグラスアイ作りに役立つ、大きくて重い物を得たように感じています。


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