会場でいろいろご縁をいただいて名刺もお渡ししてしまい、ありがたいことです。
ちゃっかりしてるっていえばそうなんだけど・・・名刺入れを持ってったのは、ウィッグを被って行ったので久しぶりの方はすぐわかんないかなぁと思ったのです。
ヅラは大阪で被ってた理由と同じで首周りの皮膚炎隠し。横と後ろがかゆかゆ。
中身はいつも通りカリアゲですよ。
2014年11月29日30日に行われた第15回ジャパンギルド・ミニチュアショー(ジャパンミニチュアアーディザンズギルド主催)
と
2014年30日に行われたドールワールドリミテッド2014、ネイチャーアニマルワンダーランド2014
で撮らせていただいた写真です。撮らせてくださった作家様ありがとうございました。大変お邪魔しました。濃すぎる一日で備忘録的なご紹介になってしまいすみません・・・。
カメラに入ってる順に並べてあります。
(大本命のアソコの写真もないです、すみません。また撮ります。)
ミニチュアショーから。
小林美幸様
透明樹脂と樹脂粘土を使ったミニチュア鑑賞魚を制作しておられます。これはメダカさんたち。
ホテイアオイのマットな質感と水ハネしてる部分の作りこみ!
(ご本人のサイトでなく、大阪ツールビヨンさんの過去のブログです)
http://tourbillonosaka.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
あさきのライフワーク DOLL☆HOUSE
二ツ橋麻貴子様 http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/5420/
ミニチュアビスクドールでお着替えができます。ミニチュアといっても、お人形のお人形サイズなので「1/12スケール用のお人形」の世界。下にもう一枚あります。
お洋服の色あわせがお貴族様のよう。
NaoColle
NaoColle様 http://www.naocolle.com/
ミニチュアのテディベアの作家様。テディベアあまり写ってないですすみません。
(くどいようですがミニチュアショーなので、小さいテディベアではなく、1/12のテディベアです。)
もちろんウサギが気になったのです。下にもう一枚あります。
ミニチュアの作家さんの作品は、どれ見てもいつも思うんですけど、どうやって作ってんですかね。
普通のサイズで作って縮める技術があるんでしょうか。
ここから5階、DWLとNAWです。
雛罌粟人形堂
松原みろん様 http://doll.milon-m.com/
小さなビスクドールを制作しておられます。グラミー様。美しい。
見本のお人形を触らせてもらいましたが、やっぱり世界が違ってました。このおねーさんたちも7センチとかの世界です。下にもう一枚ちがう小さい子たちの写真があります。
蔓薔薇人形館
蔓薔薇人形館様 http://rosendolls.com/
1/12のピコニーモ服互換ビスクドールや小さなビスクドールを作っておられます。
唇がなんともかわいい。赤ちゃんのお人形は、赤ちゃんのまるっこいフォルムでいながら、ハイハイやかえる座りが決まるのです!下にもう一枚あります。
ラクッコピコりんの紙芝居
大山雅文様 http://blog.goo.ne.jp/rakukkopikorin
パジコさんのモデリングキャストで作られた鋳込みのお人形です。大きさは40センチクラスで目は10mm。腰周りのボリューム素晴らしかった。ポージングの自由度もとても高い!
ちゃおDOLL 空色カナリア
ちゃお様 http://chaozou.blog133.fc2.com/
サーニットという熱硬化樹脂粘土と部分ビスクのお人形さんです。前からかわいよなーと指を咥えてみていましたが、実物は当然可愛かった。このお人形は60センチクラスです。
太った猫と盆踊り ~Dancing Bondance with a fat cat~
コンデクレン様 http://ponpunfunifuni.blog.fc2.com/
この立派な腹。
羊毛フェルティングを中心にした作品を作っておられます。毛並みがいいのです。
豆サイズの豆シバやシベ豆を拝見したかったのですが後の祭りでした。
豆サイズの作品も腕がぐるぐる動くのです!下にもう一枚あります。
ほびっと工房
ほびっと様 http://niziusagi.blog120.fc2.com/
小さなビスクドールを制作しておられます。
おかっぱの猫姫さんはわりと大きい方ですけど、並んでいた大半の作品がスリープアイでした!
スリープアイは目に錘をつけて、本体を傾けると目を閉じるように見えるお人形です。
この大きさでスリープアイ、どーなってんだ。
右側はネコの脱ヒゲを使った張子面です。ホンモノの質感だった。いいっすね、ホンモノ。
enenと
En様 http://enoriginaldoll.web.fc2.com/
サーニットで制作しておられます。左側の小さい子達は20センチクラス、右の立ってる作品は倍ぐらい。もともとスーパーリアル系イラストレーターとしてご活躍で、そりゃもうデッサンバッチリ。
立体・彩色ともに独自の次元の中にいるような作品です。
お手手もすごいのよ。
編集していてナントカなりそうなショットをいくつか。
松原さんのてっちゃん。右の子しかフォーカスあってないけど。
NaoColleさんのうさぎ、ピンで!ウサギ欲しいなあ。
ほびっとさんのバッチリ眠る子。バッチリ?パッチリ?かな。ビスクネコ面や狐面も作っておられます。
Enさんの大きい少女ちゃんを別ショットで。肌、目、髪、カチューシャ。質感がいいですよねぇ。
マツゲも金毛なのです。
コンデクレンさんの太ったネコさん、お顔!いい毛並みです。
細い手足、美しい。
小林美幸さんの金魚チャン!ギルドショーは二日目だったので作品数が寂しかったですが、作品の質はどれも素晴らしい。
二ツ橋麻貴子さんの、どおよ、この大きさなのよ。右側の大きな子でようやく1/12です。どうなってんだ。
本当にありがとうございました。
自分で即売会へ出展すると、抜け出す事は出来ないと学びました。
お客さんで行けてとても楽しかったです。DWLは初めてだったので、とても新鮮でした。
個人的な独り言・・・
パジコさんのプッペクルーボ(キット)の販売にあたって(ピコりんさんが完成見本を作ったアレで旧アリスロック等)、ご相談はいただいたのですがお取引には至りませんでしたが・・・モデリングキャストは鋳込み法で使える優れた水性素材です。
パジコさんは粘土を機軸に意欲的な商品開発と研究を重ねておられてます。とっても応援してます。
輸入が安定しないスカルピーとかサーニットとか・・・その・・・ぜひ・・・。
それとあえて私がここでかく必要もあんまりないんですが、
国産の美術工芸用ガラスってのは、普通に手に入るのは佐竹かキナリでございまして、他にもメーカーはありますがソフトガラスは佐竹の屈伏点・膨張係数と近似なのが殆どです。(断言しない表現なのはご理解ください)
お人形作家さんの中にはご自身で目まで作る人が多いみたいなんですが、いやそれは最も大変で素晴らしい事だとおもうんですが、 グラスアイのためにバーナーはじめる人は罠があるのでご注意いただきたい。「世界で最も愛用されているバーナーワーク用のガラスです!」 つーのは、モレッティという屈伏点800度ぐらいのガラス(イタリア製)でございまして、日本産のガラスとは一緒に使う事はとても難しいです。
・・・なにかガラスで困った事があれば、分かる範囲でお答えしますのでご相談ください。公開じゃ困る人はメールでいいよ。
国産ガラスといえば(私が扱うガラスも部分的にそうなんですが)、グラスアイが曇ることがあります。ガラスの原料の中の、あるナトリウム分が原因です。水洗いすればすっきりきれいになります。
嵌め殺しになってるのは、水をつけた筆とかでひと撫でしてみてください。
(曇るのは昔の高級グラスや宝飾ガラスの「鉛クリスタルガラス」なんかです。だからバカラクリスタルも曇るよ。ボークスさんのHGは組成が分からないのでなんともいえないけど、とても比重が軽い。)
次はよい子さんの販売について改めてまとめたいっす。はらへった。