2012年4月24日火曜日

よい子4 腕が長い。

よい子ボディの様子です。
一日に一時間とか、パテを削って盛って続きは次の日、なんていうゆったり造型です。
こちらはヘッドの様子。おでこから上+後頭部パーツは気持ち小さめにしてあります。そうでないとウィッグでかさまししてしまうので。
ウィッグをとどめるのに両面テープなり貼らなくてはならないしなぁ。


頭部パーツはパテ置換せずにこのままスカルピーの上にサフ吹く予定。
耳の形状が左右でかなり違うのだけど、もう粘土もコゲかけてるので修正のしようがなくこれでいきます・・・(本当は後頭部との分割がマズくて気づいたときには遅かったという。)

こちらは腕の関節球をメモしているところ。
今はこの数値より0.5mmずつ小さい球を入れてます。
手首は2mm4mmのままかな。

関節パーツは寸法どおりにガラスを作って、おゆまるでかたどり、パテで半球を作り、半球同士を合体させます。
受け側は、離型処理したガラス玉を(くぼみに光硬化パテを入れておいて)押し付け+光硬化させて作りました。
透明のガラスで作ればガッチリ硬化します。

で  だ。


この通り腕が長かったようです。肘から手首が長いみたい。
手首関節球分縮めたらよさそうな気がします。
(手首球を腕側にくっつけてみました。手パーツ側は0.5mmぐらいの針金を二重コイルにしてインサート成形の予定です。)

ボディの下から。
足のつけ根の関節は偏半球になるような気がします。
写真だと左右の足の付け根が「V」になってますね。もしこのままだと座らせたときに両足パカーンになるので「V」から「||」にしなくちゃです。
(穴の入り口が「V」に見えるだけで内部の彫りは「||」なので腿パーツ側を削るなりして対応可能・・・のはず。)

足のゴム穴は今の所、水平方向で設計しています。
扁球や紡錘形状の関節パーツを使う理由は、見た目のためです。
動作は制限されますが、手首や肘は球関節でなくても不都合ないだろうと。


よい子を作り始めたきっかけは、グラスアイのペアを選ぶために顔パーツを作った事でした。
前から「お人形を作る人が欲しいグラスアイってどんなのだろう」という疑問を持っており、いつの日かユノアさんのフェイスパーツを自作してみて疑問を解きたい。そう考えて造型の手法を学んでいました。
顔だけじゃお人形にならない、だからボディ互換するユノアで作る。 はずだったのです。

きっかけといえども小さすぎるだろうと思う方もいるかもしれません。私もそう思います。
ドールハウスも知らなかったですし、小さければ小さいほどカワイイと思うほうでもありません。
大きいと手に余りそう って感覚からこの大きさになりました。

仕事の合間にチビチビ進めてゆきたいです。

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